どりいむ・どっとこむ

「 不妊カウンセラーって? 」   
皆さまが私たち不妊カウンセラーを活用されることを 
                         心より願っています
どりいむ 割田 修平
  

 私たちは、日本不妊カウンセリング学会の認定を受けたカウンセラーであり、日本不妊カウンセリング学会のホームページへメールアドレスを公開しています。 

  ご参考)日本不妊カウンセリング学会のホームページ http://www.jsinfc.com

 カウンセリングを求める方はこのホームページを見てアポイントしていただくことも多いのですが、まだまだ「不妊カウンセラー」の存在自体をご存じない方もいらっしゃいます。そして多くの方が、「もっと早く知っていればよかった」「相談してよかった」とおっしゃいます。

 これは、実際にある方(この方は、「不妊治療」や「生殖医療」の研究や調査をしている方です)から問い合わせを受けたときの内容を記録したものから構成したものです。ぜひ、皆さまの参考になればと思い、ここに掲載いたします。

Q1)不妊カウンセリングとはどんなことをするのか?

 私たちのカウンセリングは、まず相談に来られた方の悩みの本質はなにかを、時間をかけてゆっくりとお聞きします。相談される方の悩みの本質、根源は何かを探るためです。その過程で相談者ご本人様が、自ら答えに気付くこともしばしばです。時間を気にせず、何度でも来ていただき話をお聞きします。他のカウンセリングルームや医院のなかのカウンセリングではできないことだと思います。一回1時間いくらとか、病院と通じた環境ではここまでの関係を築くことはできないと思います。事実、相談に来られる方はそうおっしゃいます。

Q2)どんな相談を受けることが多いか? 提言する範囲は?(どこまで不妊治療を受けるべきか等)

「よく受ける相談」というのは千差万別でお応えしづらいことです。また、「提言する」ということばは適切ではないことです。カウンセラーは答えを提示する役割を担っておりません。あくまで事実(EBM)を提示いたします。その上で、相談者ご本人様、なによりご夫婦が、それをどう捉え、どう答え(ご相談に対する答え)を見つけるかを、支援いたします。

Q3)カウンセリングを希望されるカップルは何がきっかけで相談にくるのか? (どこから紹介されてくるのか等)

 相談に来られる方は、現状に疑問を持ち、今の状態を乗り越えたいという思いが強くなったときに相談に来られます。それがどういうときかは、相談内容と同じく千差万別のためお答えしづらいことです。
 特定の施設に属していない私たちのところへは、「ホームページで」という方が多いです。私たちの存在は日本不妊カウンセリング学会の会員名簿のほか、私たち独自のホームページ(割田助産院のページ、どりいむどっとこむのページ)でも存在を皆様にお知らせしております。また、ほかの助産師さんや以前相談に来られた方からの紹介でという方も増えてきております。

Q4)どれくらいカウンセリングの需要があるのか?

 需要は非常に多いと思います。私たちも経験上そう思いました。私たちが治療を受けているときには、私たちが通っていた施設や近隣には不妊カウンセリングを行っている専門のカウンセラーはいませんでした。また、実際に、治療を終えた方が、「自分たちが治療に取り組んでいるときに、わりたさんのようなカウンセラーに出会っていればどんなに良かったか」と発言されることが非常に多いのも事実です。
しかしながら、治療を受けているときにはその必要性を判らず(あるいは、治療に専念するあまり周りを見る余裕がなく)、また毎月の治療に期待し、一ヶ月という短いサイクルの中に埋没してしまっているという問題もあります。

Q5)現在登録、認定されている不妊カウンセラーの数についてどう考えているか?

 数ではなく、選択肢がたくさんあることが大事だと思います。いろいろな選択肢があってよいと思います。病院の中にいる医師や助産師、看護師がカウンセリングを行うケース、施設外のまったくどの施設とも独立・中立を保ったカウンセラー、いろいろな専門性を持つもの、経験者など、相談したい側が選択できるだけの数が、相談される方の近くに存在する必要があると思います。すなわち、全体の数ではなく、その地域においてどれだけの選択肢があるかが問題だと思います。そして、受ける側が自らが判断して、それらのなかから選ぶ確かな目で選別することが必要になってくると思います。

Q6)不妊治療を行ったカップルが子供を授かった場合、その後カウンセリングは行うのか?
   (またその後の状況はどうなっているのか把握しているか)

 私たちは女性、カップルの一生をトータルでサポートする取り組みを行っております。一度関わったクライアントの方には継続的に関わってまいります。妊娠中のケア、出産や産後のケア、育児や子育てに関するサポート、各種相談も可能です。私たちの掲げるトータルライフケアサポートは、人生全てを支援してまいります。

 また、児を授かった場合だけでなく、児を産まない選択をされた方へも将来にわたって継続的に関わっております。

Q7)割田さんが不妊治療をやめられたきっかけとその後の現状

 この答えは、私たちが発行しているニュースレター(月刊誌)に記載があります。また、増刊号に詳しく特集していますのでご覧ください。
 > 増刊号はこちらから どりいむニュースレター増刊号 PDF 722KB PDFのアイコン pdfを開く

Q8)不妊カウンセラーはなぜ必要か? 

 私たちは自らの不妊治療経験から、主体的に治療に取り組むために、信頼できる医師と向き合って治療を受けるために、正しい情報を求めたり、疑問に思ったことを質問できる存在の方が身近に居てほしいと思っていました。
 こと「医療」に関わる問題は、誰もが「自分の医療感」を尺度とした色眼鏡で見てしまう傾向があります。そのためマスコミや本からの情報も、自分の持っている「医療感」に根拠を与えるような情報を選択的に吸収する傾向があります。どれが正しい情報か、どれが私たちにとって必要な情報かを見極め、選択する目をもつことが必要ですが、なかなかそういうわけにはいきません。これをサポートする者が必要だと思います。

 また、不妊治療を行う専門機関はまだまだ少なく、クライアントはそこに集中することになります。そのためたとえ優れた医師が居る施設であっても、ひとりひとりのクライアントに十分な時間をかけることもできない現状があります。一言で不妊といっても原因や考えるべきことは多岐にわたります。また不妊相談にこられる方は別に心の病を持っているわけではありません。なぜ児が欲しいのか、児がいない二人の生活はどうなのか、二人にとっての幸せとはという本質的な問題を考える必要があります。
 情報過多のこの時代、一部の報道や発言を見ると心を痛めるときがあります。もっと「個」を尊重し、寄り添ってあげれば、“心に病を持つ”として接するのとは違う、安心感と安らぎを感じ、自信を持って治療の判断ができるのにと思うことがあります。根本的には、家族や他人ではなく、ご夫婦が「児」についてどう考えるかに尽きるのです。自らの「人生」をどう考えるのかに尽きるのです。

 私たち不妊カウンセラーは、日本不妊カウンセリング学会の定めた生殖医療にかかわる専門的な研修を履修し最新の技能と知識を習得した専門集団です。まだ数は少ないですがそのネットワークを通して常に学び、最新の知識を有しております。そして私たちは、不妊治療を受けられるカップルに、「一生に一度の今という時を、今のあなたにとってかけがえのない充実したときとして過ごしていただきたく、今のあなた方をサポートすることをその役割」と考えて、接しております。
 
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不妊カウンセラーの役割は、
 ・不妊治療に関する最新のEbidence(科学的根拠)に基づく知識を持ちそれをわかりやすく説明する。
 ・不妊カウンセラーは不妊に悩む方へ、適切な治療とその問題点、治療の見通しなどに関する正確な情報を提供する。
 ・不妊に伴う心身の精神的苦痛やストレスに対しサポートを行う。
 ・正確な情報を提供することにより、カップルの治療への自己決定が促されるようにサポートを行う。
そして
 今治療を受けられている皆さまが、自らの意思で行動、判断、意思決定できよう、支援、サポートしていくこと。
だと考えています。
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 そして、私たち”どりいむ”の不妊カウンセリングは、カップルに重きを置いております。夫婦ふたりで取り組む不妊治療だからこそ、そのパートナーとしての夫、妻の存在、そのかけがいのない思いを人生のなかで考える、そんな支援ができればと願っています。私たち自身が不妊治療を経験し、ともに不妊カウンセラーとして活動している私たちならではのカウンセリングが、きっとお役に立つと思います。


不妊カウンセラーとして 

日本不妊カウンセリング学会認定 不妊カウンセラー わりたせつこ、わりたしゅうへい

<不妊カウンセリングについて>
不妊治療を受ける、受けないを含めて、お二人にとって不妊の問題にどのように対応していくのが最適かを、お二人自身が決められるようサポートするのが、不妊カウンセリングです。不妊治療に関する複雑な情報を分かりやすく説明をすることもありますし、悩んでおられる点についてお二人でご自身が解決策を見つけられるよう一緒に考えていくこともあります。
特定の医療機関に所属していない私たち不妊カウンセラーであるからこそ、あなた方ご自身の立場からカウンセリングをすることができると確信しています。


            
  
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